セールスフォース 通期の売上予想引上げで高騰

クラウドベースの企業向けソフトウェアを提供するセールスフォース(CRM)が、通期の売上予想を引き上げたことで株価は大幅上昇、9月23日の市場で前日比6.3%増の275.48ドルで取引されています(米国東部夏時間12:24PM)。

パンデミック中に自宅で仕事をする人が増えたことで、ソフトウェアに対する強い需要があり、同社の売上高が増加しました。

これを受け同社は、2022年度の売上高を262億5,000万ドルから263億5,000万ドルの範囲に引き上げることを発表しました。これは、先月発表した前回の262億ドルから263億ドルの予想を上回るものです。

また、2023年の売上高の見込みを316.5億ドルから318.0億ドルの範囲に引き上げ、アナリストのコンセンサスである315.2億ドルを上回りました。

当時、同社の社長兼最高執行責任者(COO)であるブレット・テイラー氏は、好調な業績は 「当社の製品が今、いかに関連性が高いかを反映している。デジタルトランスフォーメーションは、顧客に始まり、顧客に終わる 」と述べています。

パンデミック後も、人工技術や自動化の進歩が需要を促進するため、セールスフォースの売上は増加すると予想されます。

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