モンゴDB 決算発表を受け時間外で13%上昇

データベースのスペシャリストであるモンゴDB(MDB)が第2四半期決算を発表しました。

売上高は前年同期比44%増の1億9,900万ドル。損失は7,710万ドル(1株当たり1.22ドル)で、前年同期は6,450万ドル(1株当たり1.10ドル)でした。一時的な項目を調整後では1株当たり24セントの損失となりました。

コンセンサス予想では、売上高1億8,400万ドルに対して1株当たり39セントの損失とされていました。

今後の見通しについては、第3四半期の売上高を2億200万ドルから2億400万ドル、2022年度通期の売上高を8億500万ドルから8億1100万ドルとしています。また、第3四半期の調整後の損失は42セントから39セントの間、2022年度の損失は1.20ドルから1.13ドルの間としています。

コンセンサス予想では、会計年度の損失を1.29ドルと予想しています。

発表された業績の数字は心強いものでした。売上高の増加は主にサブスクリプション収入の増加によるものです。特に、Atlasプラットフォームの売上高は前年同期比83%増となりました。これは、大手企業の顧客が、より広範なデジタルイノベーション戦略に適合する最新のデータプラットフォームのフルパワーを求めていることを反映しています。

顧客のモンゴDBの採用率は非常に高く、同社のWebサイトからのダウンロード総数が2億件を突破したと報告しています。そのうち7,500万件以上のダウンロードが、わずか過去12ヶ月で行われています。これは、モンゴDBがデータベース企業としての最初の11年間に得た関心を上回るものです。

また、モンゴDBは、今年の残りの期間に関する心強いガイダンスを発表しました。2022年度通期の売上が8億500万ドルから8億1,100万ドルの間になるという見込みは多くの投資家が予想していたものをはるかに上回り、前年比で約37%の売上増になります。

株価は9月2日の通常取引を前日比2.09増の401.65ドルで終えたあと、決算発表後の時間外取引で終値に対し13.23%増の454.8ドルと高騰しています。

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