アマゾンとの提携でアファームの株価が30%以上も上昇

アファーム・ホールディングス(AFRM)は8月27日、同社のBuy-now-Pay-Laterサービスがアマゾン・ドット・コムで展開されると発表し、株価は市場の終了後に爆発的に上昇しました。

アファームによると、同社は現在、アマゾンでこの支払いサービスをテストしており、今後数カ月のうちにこのオプションを広く紹介する予定だとのことです。顧客が承認されれば、アファームは50ドル以上の購入に対してこのサービスを提供することになります。

アファームの株価は、時間外取引で32%上昇して89.30ドルとなり、この春の下落前の3月に取引されていた株価の水準に戻りました。

アファームの販売担当上級副社長であるEric Morse氏は、「アマゾンとの提携により、アファームが今日提供している透明性、予測可能性、手頃な価格を、米国のアマゾン・ドット・コムで買い物をする何百万人もの人々に提供することになる」と述べています。

アファームは、ペロトン・インタラクティブ(PTON)やウォルマート(WMT)などの商品購入時にも融資を行っており、アマゾンはアファームにとって重要なパートナーです。このニュースは、アマゾンがすぐには自身でBNPLに取り組まないかもしれないことを意味しています。

ジェフリーズのアナリストで、アファームの株価を「ホールド」、目標株価を56ドルとしているJohn Hecht氏は、このニュースの後に発表したメモの中で、この提携は株式にとって全体的にプラスであり、成長の大きな原動力になるだろうと書いています。同氏は、アファームが取引ごとに徴収する手数料は、他のいくつかの提携先に比べて少なくなると予想しています。

「最終的には、アファームの顧客が繰り返し取引をする傾向があることから、このパートナーシップがアファームのトップライン成長に貢献すると考えている」と同氏は書いています。

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