ワークデイ 業績が予想を上回り株価急騰

企業向け人事・財務ソフトウェアのクラウドベースのプロバイダーであるワークデイ(WDAY)が発表した会計年度第2四半期の業績が予想を上回ったことを受けて、8月27日のプレマーケットで株価が急騰、前日比6.74%増の263.69ドルで取引されています(米国東部夏時間7:52AM)。

ワークデイの第2四半期の売上高は12億6,000万ドルで、前年同期比で19%増となり、コンセンサス予想である12億4,000万ドルをわずかに上回りました。

サブスクリプション収入は、20%増の11億1,000万ドルで、同社のガイダンスレンジである10億9,500万~10億9,700万ドルを上回り、非GAAPベースの利益は1株当たり1.23ドルで、こちらもコンセンサス予想の78セントを大きく上回りました。一般に認められた会計原則では、1株当たり41セントの利益でした。

ワークデイによると、同社のバックログは、前年同期比23%増の105億ドルに達しています。当四半期の営業キャッシュフローは、前年同期の1億5,720万ドルから1億9,850万ドルに増加しました。

CEOであるAneel Bhusri氏は、声明の中で次のように述べています。「当四半期は、当社の歴史の中で最も好調な四半期の一つとなった。当社の顧客コミュニティは5,500万人以上のユーザーからなるものに成長し、フォーチュン500社の半数以上がワークデイを採用している」

10月期のサブスクリプション収入は、11億5,600万ドルから11億5,800万ドルの範囲と見ており、11億1,300万ドルというコンセンサス予想を上回っています。

通年のサブスクリプション収益は45億ドルから45億1,000万ドルとなる見込みで、これもコンセンサス予想である44億4,000万ドルを上回ります。また、通年の非GAAPベースの営業利益率は、前回予想の18%~19%から21%になると予想しています。

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