クラウドストライク ナスダック100への追加発表で高騰

クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)の株価は8月24日、ナスダックが同社株をナスダック100株価指数に追加すると発表したことで急上昇しました。

クラウドストライクは、アナログ・デバイセズ(ADI)に買収されるチップメーカー、マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ社(MXIM)に取って代わることになります。

この買収は8月26日に完了する予定であり、クラウドストライクのインデックスへの追加は、26日の取引開始前となります。

クラウドストライクの株価は、この記事を書いている時点(米国東部夏時間8月24日12:31PM)で前日比8.63%増の267.02ドルと高騰しています。

株式は、広く追跡されているインデックスに加えられると上昇する傾向があり、それは指標に関連するインデックスファンドが購入することを強いられるきっかけとなるからです。今回の場合、人気の高いInvesco QQQ Trust (QQQ)のようなファンドがその対象になると考えられます。

クラウドストライクは、エンドポイントおよびクラウドセキュリティソフトウェアのプロバイダーとして急成長しています。

4月30日に終了した会計年度第1四半期の売上高は、前年同期比70%増の3億280万ドル。年間の売上は、74%増の11億9,000万ドルとなりました。非GAAPベースでは、当四半期の収益は2,330万ドル(1株当たり10セント)で、前年同期の2セントから増加しました。

同社は7月の四半期業績を8月31日に発表する予定です。クラウドストライクは、当四半期の売上を3億1,830万ドルから3億2,440万ドル、非GAAPベースの収益を1株当たり7セントから9セントと予想しています。

また、2022年1月期の売上を13億4700万ドルから13億6000万ドル、1株当たりの利益を35セントから41セントと見ています。

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