ソーシャルメディア企業のスナップ（SNAP）が7月22日に第2四半期の業績を発表し、会社の予測とウォール街の予測の両方を劇的に上回ったことで、株価が急騰しています。
Embed from Getty Imagesツイッター（TWTR）の同様に好調な決算と合わせて、この業績報告は、フェイスブック（FB）、アルファベット（GOOGL）、およびオンライン広告に関連する他の企業の来週の好調な結果を予感させます。
7月23日の市場前取引で、スナップの株価は17％上昇し、73.76ドルとなりました。アルファベットは1.3％、フェイスフェイスブックは2.9％、ピンタレスト（PINS）は4％、ツイッターは4.4%上昇しています。
当四半期におけるスナップの売上高は9億8,200万ドルで、前年同期比で116％増加し、経営陣が投資家に予想していた8億2,000万ドルから8億4,000万ドルの範囲をはるかに上回りました。成長率は、第1四半期の66％から劇的に加速しました。
調整後の金利・税金・減価償却費控除前利益は、収支トントンから2,000万ドルの損失までの間と予測していたのに対し、1億1,700万ドルとなりました。当四半期の純損失は1億5,200万ドルとなり、前年同期の3億2,600万ドルの損失から縮小しました。
調整後ベースでは、スナップは1株当たり10セントの利益を得ました。ウォールストリートのコンセンサスでは、1株当たり1セントの損失が予想されていました。
同社によると、当四半期のデイリーアクティブユーザー数は2億9,300万人で、前年同期比で23％増加しました。スナップは、すべての地域で、またアンドロイドおよびiOSデバイスの両方で、ユーザー数が前四半期比および前年同期比で増加したと述べています。
スナップのCEOであるエヴァン・シュピーゲル氏は、声明の中で、「第2四半期の業績は、過去4年間で最高のペースで収益とデイリーアクティブユーザー数を増加させ、当社のビジネスの広範な強みを反映しています。また、世界中でコミュニティとビジネスを成長させる多くの機会に恵まれていることを嬉しく思っています」と述べています。
9月期のスナップは、売上高を10億7,000万ドルから10億8,500万ドル、調整後のEBITDAを1億ドルから1億2,000万ドルと見込んでいます。市場予想は、売上高が10億1,000万ドル、調整後のEBITDAが1億1,800万ドルとなっていました。