アファーム 「Buy Now Pay Later」市場にアップル挑戦報道で急落

アップル(AAPL)が「Buy Now Pay Later(今買って後で払う)」と呼ばれる消費者金融分野でアファームと競合することを計画しているとの報道を受け、アファーム(AFRM)の株価が急落しました。7月13日の取引で10.5%下落して58.21ドルとなっています。

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ブルームバーグが報じたもので、アップルは、アップル・ペイで購入した商品の代金を、時間をかけて分割して支払うことができる新しいサービスの開発に取り組んでいるとのことです。このサービスは「Apple Pay Later」と呼ばれ、提供に伴うローンの貸し手としてゴールドマン・サックスを起用するとされています。

ブルームバーグによると、このサービスでは、アップル・ペイで買い物をした消費者に、2週間ごとに4回の無利息支払い、または数ヶ月にわたって無利息で支払うというオプションを提供するとのこと。

これは、アファームが提供しているオプションと同様の仕組みです。アップルは、これらの支払いに、提携しているすべてのクレジットカードを使用できるようにするとのことです。

Truist証券 のアナリストであるアンドリュー・ジェフリー氏は、7月13日のリサーチノートで、アファームの株価の急落は過剰反応のようだと述べ、投資家にこの急落の機会にアファームを購入するようアドバイスしています。

Buy Now Pay Laterセグメントは競争的であり、参入障壁が低いことは当然であると同氏は指摘しています。

ジェフリー氏は、アファームには優れたマーチャント統合機能と複雑なアンダーライティングを行う能力があると考えており、最近のショッピファイとの統合により、2021年6月期と2022年6月期の両方で、売上が伸びることが期待できるとしています。

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