エヌビディア(NVDA)の株価は6月22日、前日比2.5%増の755.47ドルと上昇しました。
これは、レイモンド・ジェームズのアナリスト、クリス・カソ氏が同社を「ストロング・バイ」に格上げするとともに、目標株価を900ドルに引き上げたことによるものです。
同氏は、「企業活動の再開、仮想化の高まりにより、データセンターが再加速し始めたと確信している」と指摘し、先週バンク・オブ・アメリカが付けたウォール街での最高値に目標を合わせて、150ドルの引き上げと格付けのアップグレードを行いました。人工知能市場におけるエヌビディアの優位性に対する「明確な脅威」はないとも述べています。
この格上げによる株価の上昇により、エヌビディアの年初来の上昇率は約44%に達しました。このところ、アナリストの格上げが相次いでおり、先週はバンク・オブ・アメリカが格上げを発表しています。
「エヌビディア データセンター事業3倍で株価900ドルの可能性」