グーグルとショッピファイ、オンラインショッピングで提携

アルファベットのグーグルは、ショッピファイ(SHOP)と協力して、より多くの小売業者が検索大手のプロパティで販売できるようにし、eコマース事業を強化すると発表しました。

このニュースは、5月18日のグーグル I/Oソフトウェア開発者会議で発表されたもので、ショッピファイの 170万にのぼる小売業者がグーグルが販売しているショッピングサイトや、マップやYouTubeなどの他のサービスに、より簡単に商品を掲載することができるようになるそうです。

グーグルのコマース担当社長であるビル・レディ氏は、「これらの小売業者は、わずか数回のクリックで、グーグルが毎日行う10億件のショッピング・ジャーニーに表示されるように登録することができる」と述べています。

昨年夏、グーグルは、ライバルのアマゾン・ドット・コムから小売業者を引き抜くために、ショッピングサービスの手数料を廃止しました。その結果、加盟店の数が80%増加し、そのほとんどが中小企業であるとレディ氏は述べています。

提携の詳細については明らかにされませんでしたが、グーグルが数年にわたって中途半端な取り組みをしてきたコマース事業構築のテコ入れになるのではと投資家は期待しています。このニュースの影響もあってか、ショッピファイの5月18日の終値は前日比3.4%増の1133.36ドルとなっています。

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