ショッピファイに買い推奨

シュティフェルのアナリスト、スコット・デビット氏がショッピファイ(SHOP)のカバレッジを開始し、「買い」のレーティングと1,200ドルの目標価格を設定しました。現在の水準から+8%の価格となります。

同社の株価は昨年、店舗を閉鎖した小売業者が同社のクラウドベースの電子商取引ソフトウェアプラットフォームに殺到したため、急上昇していました。しかし、今年に入ってからの利益確定の波におされ、過去7週間で27%下落しています。

デビット氏は、ショッピファイを起業家、SMB(中小企業)、企業がオンラインでビジネスを立ち上げ、管理するための主要なeコマース・プラットフォームであるとし、国際的な拡大、企業加盟店の増加、収益化をサポートする追加の製品やサービスの開発に支えられて、同社が持続的な成長を遂げられると見ています。

1200ドルという目標株価はソフトウェア業界の同業他社と比べると高く、今年度の推定売上高で計算すると約33倍のPSRになるものの、機会の大きさ、国際的な拡大に支えられた持続的な成長、サービスの追加、魅力的なマージンなどを考慮すると、妥当であるとしています。

パンデミックによってeコマースの普及が加速し、多くの企業が初めてオンラインでの商売に取り組んでいるなか、幅広いマーチャントソリューション、マーチャントの成長に合わせたサブスクリプションプラン、技術インフラ、専門知識、世界的なブランド認知度などから、進行中のデジタルトランスフォーメーションから利益を得るためのプラットフォームとしてショッピファイは最適な立場にあるとデビット氏は述べています。

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