ファイバー急落 でも全然OK!

3月3日のマーケットでファイバーFVRR)が急落しました。終値は242.99ドルで前日比13.04%のダウンです。

米長期金利の上昇でハイテク株が総崩れとなった市場全体の流れの影響もありますが、より大きなインパクトを与えたと思われるのが、この日朝に発表された公募増資のニュース。

3つの大手銀行が引受・運営する公募増資で7億ドルを調達することが明らかになりました。引受人は、30日以内に当初の募集価格で株式を追加購入することができ、そうなるとファイバーは最大8億500万ドルの資金を調達できることになります。

銀行が遅延購入オプションをフルに活用して購入したとすると、約290万株のファイバー株が発行されます。これにより現在の株式の価値は約8%希薄化されるため、これを嫌った売りにより株価下落に拍車がかかったと思われます。

増資は成長のために欠かせないもの。株価は大きく下がりましたが、高い株価をつけているこの時期に行ったのはタイムリーだったと評価できます。

この影響による-8%を引くと今日下落した多くのハイテク株と同じ-5%の下落。ビジネスモデルに影響がある理由での下げではないので、全然オッケーです(^^)。

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