アマゾン アナリストは好決算を予想

先週(1月29日)の終値が3,206.20ドルだったアマゾン(AMZN)。2月2日のマーケット終了後に発表される同社の決算に対して各社アナリストからポジティブな内容を予想するレポートが相次いで発表されています。

BofA Global Research

BofAグローバルリサーチのアナリスト、ジャスティン・ポスト氏は先週、アマゾン株の「買い」の評価と目標株価4,000ドルを維持すると発表しました。

第4四半期の業績が「わずかに」改善することを期待しており、1〜3月の四半期の売上高については、ストリートのコンセンサス予想を上回る可能性があると見ています。

懸念しているのは、フルフィルメントネットワークへの積極的な投資を続けていることで、利益面での圧迫要因と見ています。

多様な収益源を考えれば、経済が再開した際には他のeコマース企業よりも良い結果が得られるポジションにアマゾンはいるというのが同氏の見解です。

Monness Crespi Hardt

モネス・クレスピ・ハルトのアナリスト、ブライアン・ホワイト氏も同様に「買い」の評価と4,000ドルの目標を維持しています。

「アマゾンは(消費者と企業の両方の)加速するデジタルトランスフォーメーションの世界最大の受益者の一人であり、この危機から抜け出すために独自の立場にあると信じている」

「アマゾンの北米および海外セグメントの成長率は、3四半期連続でAWSを上回ると予想している。今回の危機は、eコマース活動の急増をもたらし、AWSが3つのビジネスセグメントの中で一貫して最速の売上成長率を達成してきた数年来のトレンドを覆す結果となる」

J.P. Morgan

J.P.モルガンのアナリスト、ダグ・アンマス氏は先週、アマゾン株の「オーバーウェイト」評価を維持、目標株価を4,100ドルから4,155ドルに引き上げました。

売上高と営業利益の両方でガイダンスを上回ると予想しており、「我々はアマゾンに対する強気の姿勢を維持している。eコマースとパブリッククラウドの強力なトレンドが今日まで続いており、アマゾンは両方の分野で明確なリーダーとしての地位を確立している 」と述べています。

Wedbush

ウェドブッシュのアナリスト、マイケル・パクター氏は、アマゾン株のアウトパフォーム評価と3,900ドルの目標価格の維持を発表しています。

「連結売上高と営業利益がアマゾンのガイダンス範囲の上限を上回ると予想しており、これはホリデー期間中のeコマースのシェア拡大に牽引されている。また、コロナ関連のコストが予想を下回り、利益面での改善があり得る。」

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