マイクロソフト 好決算に期待

1月26日の市場が閉まったあとに決算発表を予定しているマイクロソフト(MSFT)。好決算を予想するポジティブなアナリスト予想が相次いて発表されています。

エバーコアISIアナリストのカーク・マテルン氏は、マイクロソフト株のアウトパフォーム評価を繰り返し、株価の目標を250ドルから260ドルに引き上げ、同社の “戦術的なアウトパフォームリスト “にMSFTを追加しました。このリストに含めることは、近いうちに株式の動きの可能性があることを示唆したものです。

同氏がリサーチノートで述べている趣旨は以下のとおり。

2021年のIT支出が改善するという確信を深めており、来るべき決算発表後、市場がMSFTの2021年6月期下半期の業績予想を引き上げる可能性がある。

コロナ禍の終息が長引いていたり、クラウドとオンプレミスの生産性評価が難しくなっていたりする状況にもかかわらず、マイクロソフトが来週には堅調な業績を達成すると予想している。

7月以降、マイクロソフト株はレンジ相場で推移しており、S&P500に対する相対的なプレミアムが約33%縮小していることと合わせれば、3~6ヶ月で見た場合のリスクとリターンは、このレベルでは非常に魅力的に見える。

景気回復によりIT予算が増加し、中小企業が技術的な取組みへの支出を増やすと見られる中で、同社が恩恵を受けることを市場は考慮に入れていない。

一方、マイクロソフトにアウトパフォーム評価と272ドルの目標株価を設定しているCitiのウォルター・プリチャード氏は、リサーチノートの中で、MSFTの12月四半期について以下のように述べています。

主要なトップライン指標を中心にポジティブな見方をしている。
特にAzureクラウド事業が上昇する可能性が高い。
ゲームプラットフォームの売上高の伸び悩みなどの逆風はあるが、以前は想定していなかったPCの好調も期待できる。

IT支出の継続的な回復は3ヶ月前の予想を上回る可能性が高く、3つのセグメントすべての業績は、ストリートの予想や経営陣の予想を上回るものになるだろう。

Yahoo! finance に掲載されている1月22日現在のアナリストの推奨トレンド、推奨レーティング、目標価格は以下のとおり。決算発表が楽しみです。

出所:Yahoo! finance
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