4月6日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年4月6日(月)の米国株式市場は、米国とイランの和平合意への期待を背景に、低商いのなか主要3指数がそろって小幅上昇しました。ダウ平均は165ドル高の0.4%、S&P500は0.4%高、ナスダック総合指数は0.5%高で終了しました。上昇は幅広い業種に広がった一方、出来高は今年最低水準となり、市場参加者の様子見姿勢も目立ちました。ISM非製造業景況感指数は予想をやや下回りましたが、新規受注の強さが景気の底堅さを示しました。

以下は、6日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ソレノ・セラピューティクス (SLNO)

株価変動: +32.31%
詳細: 希少疾患向け治療薬を開発するバイオ企業です。ニューロクライン・バイオサイエンシズが1株53ドルで買収することで合意したことを受け、買収価格に近づく形で急騰しました。

クレイトス・ディフェンス&セキュリティ・ソリューションズ (KTOS)

株価変動: +10.07%
詳細: 防衛関連の技術・無人機システムを手がける企業です。ジェフリーズが投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げ、目標株価を85ドルとしたことが好感されて大きく上昇しました。

ストラテジー (MSTR)

株価変動: +6.56%
詳細: ビットコインを大量保有する財務戦略で知られる企業です。暗号資産市場の反発に加え、4月1日から4月5日までの間に4,871ビットコインを追加購入したことを開示したことで上昇しました。

シーゲイト・テクノロジー (STX)

株価変動: +5.58%
詳細: ハードディスクドライブ(HDD)大手です。モルガン・スタンレーが同社とウエスタンデジタルの投資判断を強気で据え置いたうえで、シーゲイトをHDD市場における「最有力銘柄」と位置づけたことが好感されて上昇しました。
*関連記事「シーゲイト株が急騰する理由 AI時代に再評価されるHDD市場の強さ

パラマウント・スカイダンス (PSKY)

株価変動: +3.47%
詳細: エンターテインメント企業です。ウォール・ストリート・ジャーナルが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー買収支援に向けて、湾岸諸国の政府系ファンド3社から約240億ドルの出資確約を取り付ける協議が進んでいると報じ、上昇しました。

マイクロン・テクノロジー (MU)

株価変動: +3.15%
詳細: メモリ半導体大手です。キーバンクのアナリストがCPUとメモリ需要の強さを理由に強気判断を維持したことが材料視され、買いが入りました。

ウエスタンデジタル (WDC)

株価変動: +3.11%
詳細: データストレージ製品を手がける企業です。モルガン・スタンレーが同社に対する強気姿勢を維持したことが支えとなり、株価は上昇しました。

コインベース・グローバル (COIN)

株価変動: +1.94%
詳細: 暗号資産取引所を運営する企業です。米国とイランの和平期待を背景に暗号資産価格が反発し、関連銘柄として買われました。

ロビンフッド・マーケッツ (HOOD)

株価変動: +1.28%
詳細: 個人投資家向けの金融取引アプリを提供する企業です。暗号資産相場の持ち直しが追い風となり、関連株として上昇しました。

アムジェン (AMGN)

株価変動: -1.54%
詳細: 大手バイオ医薬品企業です。甲状腺眼症治療薬「Tepezza」が第3相試験で良好な結果を示した一方で、株価は小幅安となりました。

テスラ (TSLA)

株価変動: -2.15%
詳細: 電気自動車大手です。前週に発表した納車実績が市場予想を下回ったことが引き続き嫌気され、JPモルガンも弱気判断と145ドルの目標株価を維持したことで下落しました。

ビリディアン・セラピューティクス (VRDN)

株価変動: -26.22%
詳細: 甲状腺眼症向け治療薬を開発するバイオ企業です。アムジェンの競合薬「Tepezza」が第3相試験で主要評価項目を達成したことを受け、競争激化懸念から急落しました。

*過去記事 株価変動

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